2012年12月17日月曜日

もういくつねると

「音楽やってる?」なんて一言も言われたことありません。
むしろ「音楽やってたの?」なんて言葉が大多数でございます。
まぁ普通に歌下手だからそう思うわなと。

それはいいとして。
レコーディングで大事なのは主張しすぎないこと、みたいですね。

私がよく行くバーのマスターは、こう言ってました。
バンドしてる人の多くはボーカルだろうとギターだろうとドラムだろうと
自分が目立ちたいがためにギャンギャン演奏する、と。

私がよく行くテレビ局の局長さんも、似たようなことを言ってました。
自己主張が強いバンドはやってる方は楽しくても聴く方は楽しくない。
自分を抑えて他を生かす演奏をすることで聴く方は楽しくなると。

私がよく行く市議会の議員さんも、同じようなことを言ってました。
80年代に活躍した某グループは、演奏はそこまで上手くはないけど
各メンバー協調性を持って、主張しない演奏をしてたから有名になれたのだと。

私がよく行く内閣の総理大臣さんも言ってました。
おなかすいた、と。

どこまでが本当でどこまでが嘘でしょう。ええ、ほとんど嘘です、ごめんなさい。
居酒屋の店長が過去にちらっと言ってたのを思い出しただけです。

確かにレコーディング中にテンション上がって結構はじけて録る時はあるんです。
しかしそういうテイクに限って、やってるときは楽しいけど後々聴くと大して良くはないんです。
聴いてるほうがおいてけぼりなんですね、きっと。
自分で自分の声を聴いてもそうだから他人が聴いたらもっと酷いんだろなと思う。
逆に感情を抑えて黙々と録音を重ねることで一応自分でも聴ける程度の声にはなってるのです。

歌が上手い、もっと言うとカラオケが上手い人はレコーディングも上手いとは限らない。
私は歌が下手だけど、上手い下手とは別物と思って研鑽してレコーディングにぶつけてみよう。
というのが私の考えだったり姿勢(とは言いすぎだけどそんな感じ)だったりする。

でもカラオケ上手い人がレコーディングすることに慣れれば最高だよね。うらやまし。

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